わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

レスリー・キー写真展

4月23日から始まるレスリー・キーの写真展のレセプションパーティに行ってきました。
シンガポール出身のレスリー・キーは、シングルマザーの元に生まれ、
その母は彼がわずか13歳のときに癌で他界したそうです。
日系企業の工場で働いていたキーに、その会社にいた日本人がユーミンの曲を教えてくれ、それからキーにとってユーミンはあこがれであると同時に、自分を勇気づけてくれる存在であり、また創作意欲にインスピレーションを与えてくれる存在だったそうです。
そんなキーの今回の写真展のタイトルはズバリ「SUPER TOKTO」!

「世界中の母たちへ」と書かれているように、
このイベントの収益の一部は国連人工基金「お母さんの命を守るキャンペーン(UNFPA)」に寄付されるそうです。
被写体となった1000人全員が裸体なのは
「生まれたとき、人はみんな、服を着てないから」だそう。


今回、私を招待してくれたのは相川七瀬ちゃんでしたが、
七ちゃんとキー君の素敵な親子ショットも飾られています。

パーティ会場にはユニークなファッションの人もいっぱい!



相川七瀬ちゃんを始め、ジェロ、杏里、
オーヤン・フィーフィー(字が出ない!)、
そしてサプライズゲストのユーミンと、
普通ひとつのステージではありえない豪華ゲストが次々に歌を披露する贅沢なパーティでした。

杏里に誘われてレスリー・キーもステージへ。
超ハッピーなレスリー・キー!!

最後にステージで「夢は叶えば願う」と言ったレスリー・キー
(どこかから「願えば叶うでしょ」とダメだしが!(笑))


異国の工場で働いていた十代の少年が、いつも聞いていたユーミン
その20数年後、まさにミューズだったユーミン
東京で開催される彼の写真展のパーティで
「小さい頃は神さまがいて不思議に夢をかなえてくれた〜
やさしい気持ちで目覚めた朝は、おとなになっても奇跡はおこるよ〜」
と唄ってる…この素晴らしい現実!
「夢は願えば叶う」と言うレスリー・キーの言葉には説得力ありまくりです!


パーティが終わったのは、表参道ヒルズのお店がみんなクローズした時間でした。
パーティの余韻が残る中、ヒルズ館内のライティングが、ユラユラと心に沁みました…


LESLEE KEE 写真展「SUPER TOKYO]
表参道ヒルズ 本館B3F スペースオーにて
4月23日〜5月7日まで。