わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

6.11の過ごし方

3.11の大震災からちょうど三カ月。。。
いろんな知識を得ようとし、政局に目を凝らし、必死で世の中のことや未来のことを考えることを、こんなに凝縮した形でやったのは、これまで生きてきた中で最高だったと、個人的にもいえる三か月でした。
まだまだ復興への道のりは遠く、日本国中が、まだまだ不安と混乱の渦中にいる今です。
ですが、きっかけとなったのは、とてもつらい出来事でしたが、日本人たちが、社会の在り方について、政治の役目について、エネルギー問題について、日本の将来について、真剣にものを考え始めたことはたしかです。
6.11は、私なりに、三ヶ月後にふさわしい一日にしたいと思いました。

全国で、そして世界中で行われた6.11のエネルギーシフトパレード。
新宿では2万人参加だったようですが、私が参加した渋谷は1500人が参加したそうです。
集合場所の代々木公園で、震災が起こった時刻に黙祷を捧げてからの出発でした。


私の前にいたレインボーカラーのTシャツを着た子ども。小さな腕を上げて、「バイバイげんぱつ」と書かれたプラカードを必死で掲げ、参加者たちの注目の的でした。
美しい世界を目指すなら、センスよくパレードすることも大事だと思います。
ずっと肩車してたパパのセンスに拍手!

そのうちに疲れて、パパの頭にアゴをのっけてスヤスヤ。。。
この子たちが大人になったとき、安心して暮らせる世界にしなくてはね。


夕方からは、白金のクーリーズクリークで開催の、
忌野清志郎追悼展「愛し合ってるか〜い?」オープニングイベントへ。
ずっと昔から「反原発」をテーマにした曲を歌い続けてきてた清志郎さんが、今生きてたら、どんなメッセージをしたかな、と、震災後、原発事故以来、何度も何度も思っていました。

会場に入ってすぐ、またまたここでもレインボーカラーに遭遇!(笑)
ヴィヴィアン・佐藤さんと、ボーダーコンビのツーショット!


数々のクリエーターたちの手による清志郎さん。
この展示会のポスターやDMにもなっている那須慶子さんのイラスト。

わが師匠、ヤッコさんこと、スタイリストの高橋靖子さんが提供した、清志郎さんのために作った衣装。

広川泰士さんが撮った清志郎さん

広川さんの息子さんの智基さんが撮った清志郎さん。
親子に撮られたわけですね、清志郎さん。

坂田栄一郎さんが撮ったモノクロの清志郎さん

山口はるみさんにとっての清志郎さんは美系。

そして、たくさんの清志郎さん

未来のこと、子供達のこと、真剣に考え、メッセージし、話し合い、行動してゆきたいと、心から思った6.11でした。
清志郎さんの魂を、ちゃんと受け継がなくては。。。