わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

空に浮かぶ帽子たち

6月15日〜26日まで、青山のスパイラルガーデンで開催される、平田暁夫帽子展「ヒラタノボウシ」前夜祭のレセプションパーティに行きました。
会場に入ったとたん、思わず、うわ〜〜〜〜〜!と、声を挙げてしまいまいした。
だって、ほら、これ、見て!


圧巻!

螺旋の廊下を上がった頂上で、
蓮の花みたい、雲みたい、ここは極楽?と言い合いながら、デザイナーの丸山敬太さんと、モデルの久保京子さんとで記念写真を。

浮遊感漂う会場構成は、nendoの佐藤オオキさん。http://www.nendo.jp/

3千点の白い帽子のところどころに、贅沢に展示された平田先生のお帽子の美しさに思わずため息。


スパイラルマーケットに上がる途中に展示されたお帽子たち。

パーティが始まって、平田暁夫先生と、イラストレーターの宇野亜喜良さんが壇上に。今年、米寿の平田先生のスタイリッシュさ、まさに脱帽です!

平田先生と宇野亜喜良さんは、AKIO et AQUIRAX という美しい御本も作られています。

佐藤オオキさん、デザイナーの鳥居ユキさんも加わって、乾杯!

さすが、平田先生のご友人たち。素敵な大人のお客さんたちがたくさんいらしてて、その方たちのファッションにもワクワク!


お料理が並ぶ前の会場です。このあと、オシャレなお料理がテーブルに並んで、会場は、溢れんばかりの人で、いっぱいになりました。

スタイリストの浜中愁子さんは、平田先生のお嬢さんの欧子さんが作られたお帽子を、この会場でお買い上げ!とてもエレガントに似合っていました。

浜中さんが買った帽子をお借りして、平田先生、作詞家の松本隆さんと記念写真。天才お二人との貴重なショット。
でも、鏡を見ないでだったので、被り方、ちょっと、これ、失敗(>_<)

私が自分用として気に入ったのは、このお帽子。

若い人がカジュアルに被るだけでなく、大人たちが気軽にエレガントな帽子を楽しむ、そんな文化を切望してしまいました。
そして、その日に被る帽子をまず決めて、そこから何を着るか選んでゆく、そんなコーディネートの順番があってもいいんじゃないかと。

エレガントな気分になったところで、帽子天国の中に立って、ちょっと気取って(笑)記念写真。

そうね、このスタイルだったら、ブリムの広い、アジアンテイストの黒い帽子が欲しいところだわ。ピンクのコサージュがついてても素敵よね、なんて、考えたり。楽しい。


最後に、平田先生、奥様の恭子さん、欧子さんが壇上に上がられ〆のご挨拶を。本当に素敵なご家族!

平田先生、これからもずっと、お元気で!
素敵な展示、素敵なパーティを、本当にありがとうございました!
会期中にまた、見に行きます!


ヒラタノボウシ「平田暁夫帽子展」〜伝統のフォルム・未来へのエスプリ
スパイラルガーデン(青山 スパイラル1F)03−3498−1171
2011年6月15日〜26日 11時〜20時