金魚はアート。ファッショナブルな金魚たち。
現代において、金魚は庶民の風物の印象ですが、元々は約500年前、室町時代に中国から伝わった、上流の人たちの鑑賞物だったそう。そして、元々自然界にあるものではなく、人間の手によって、鮒から作られたものなのだそうです。
そんな金魚たちを「アートアクアリウム展」で堪能してきました。
金魚はまさしく、命ある芸術!
そして、なんてファッショナブルなの!
この子たちは、すごく人なつっこくて愛らしかった。赤いベレーがお似合い。
いつも、天井ばかり見てるのかな。
アレキサンダー・マックイーンのドレスみたい。
オレンジ色のボンボンが揺れてました。
私が一番気に入ったのは、これ。屏風の中で泳ぐ金魚たちが影絵となって、毎秒毎秒、屏風の柄を変えてゆくのです。一日中、眺めていたい。
お客さんたちのシルエットも展示の一部のように、アートと化す、アートアクアリウムプロデューサー、木村英智さんのアイデアにあっぱれ。
湿気が不快な、あつーい日でしたが、涼な気分と気持ちのいい感動を、たっぷりもらえました!
金魚を飼いたくなってきました−!
9月12日まで @日本橋三井ホール
www.h-i-d.co.jp/art