車椅子の星 素敵なぱとらさん
スタイリストの大先輩、市田ぱとら(波人螺)さんには、10代の頃から可愛がっていただいた。
ぱとらさんは、私の高校からの親友でもある、スタイリストのえっちゃん(多田えつこさん)の師匠でもあった方だ。
ぱとらさんは、とっくにスタイリストを引退され、今は、車椅子で独り暮らし。
えっちゃんと一緒に、ご自宅に招待していただいた。お会いするのは、かれこれ15年振りくらいだ。
美意識の高さがハンパじゃないぱとらさんへのお土産選びは緊張するけど、青山のアイロニーで
http://www.illony.com/
ぱとらさんのイメージを伝えて、花束を作っていただいた。
ぱとらさんのセンスで、飾られたお花、お部屋にもマッチして、喜んで下さって嬉しかった。
テーブルには、着いたらすでにお料理が用意されていて、テーブルセッティングも、やっぱりぱとらさんらしい美しいセンス。ローストビーフをはじめてとして、手料理の美味しさったら!
ぱとらさん同様、やはり10代の頃からお世話になったヘアーメイクの大御所、藤本夢実人さんもいらっしゃるというので、数日前から、すごく楽しみにしていた。
夢実人さんは、何十年も前から、南紀白浜に住んでいて、お会いするのは8年振りくらい。
大好きな夢実人さん、ぱとらさん、えっちゃんと、話は尽きない尽きない。。。
60代になった今も、夢実人さんの、相変わらずのオシャレさとお茶目っぷりにも感動!
トレードマークのボーダーシャツは、2枚のシャツを使って、袖と見頃を繋げた手作りのリメークです。
話に参加しながらも、どこを撮っても美しいぱとらさんのインテリアへの感動が抑えられず、ウロウロしながら撮るわ、撮るわの私でした。
玄関に置いてあるキャビネットの引き出しには、スリッパや靴が入っていました。
えっちゃんはキッチンで甲斐甲斐しくお手伝い。もとアシスタントっぷりを発揮。
真っ白いキッチンの中で、水色と黄色のポイントが新鮮で、ぱとらさんとえっちゃんがこの日着ていた服も、偶然にもこの色でした。目に気持ちいい。
美しいものをこよなく愛しているぱとらさんは、車椅子から離れられない生活だけれど、「手抜き」という単語は、ぱとらさんの辞書には一切ない感じ。
手をかけることで、生活を楽しみまくっていて、この日も、ぱとらさんの口から何度も「私、幸せ」という言葉を聞いて、それがとっても、嬉しかった。
収納はすべて、持ち前のアイデアとセンスが発揮された「車椅子仕様」。
「ぱとらさんは車椅子の星ですね!」思わず、出てしまった言葉です。
普段の夜は、一人静かに、この窓から夜景を眺めているぱとらさんなのです。
私たちが、あまりにもにぎやかだったから?
寝室で息を潜めていた愛猫。
ぱとらさんに、黒猫がよく似合う。
★ぱとら(波人螺)さんのブログ
http://patra.kyo.com/blog/