わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

「四万十新聞バッグ」を知ってますか?

昨年11月に行われた、ディレクター今村直樹さん主宰の「はみだし塾」、高知が生んだカリスマデザイナー梅原真さんの回に、スタイリスト仲間の牧野晶子さんと一緒に参加しました。
※「はみだし塾」→http://hamidashi.com/column/2012/11/26/post-9.html
NHKプロフェッショナル 梅原真 →http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0220/index.html

梅原さんのお話にあった「四万十新聞バッグプロジェクト」の主旨にいたく感動した晶子さんは、翌日早速、1月に高知で行われるワークショップに申し込みました。

そして「新聞バッグインストラクター」の資格を取得した晶子さんが、第一号の生徒として声をかけてくれたのが、私と柳沢みどりさん、そして岡田サリーさんの三人。
2月21日に、葉山のみどりさんのお宅で、第一回ワークショップが行われました。

何年も前から、行くね、行くねと言いながら、なかなか行けなかった柳沢邸に、嬉しい口実で伺うことになりました。

古い物や、拾ってきた物や、もらい物でセンスよくコーディネートされたインテリア、「新聞バッグ」を作る気分がワクワク盛り上がります!



さすが、葉山の高台。窓からの景色もサイコーです!

最初に持ち手を作ります。サリーさんの手、タトゥーがカッコイイ!
筒状の持ち手は、後で缶に巻き付けてアール状にします。

みどりさんに教えてる晶子さん。教え方がとっても上手で、インストラクターの才能ありあり!

糊といえば、関東では「やまとのり」が主流だけど、新聞バッグには、この糊がベストだそう。
小分けにするために入れてる容器は、今年成人式を迎えた晶子さんのお嬢さんが赤ちゃんだったときの離乳食用の容器ですって。物持ちいい〜!

私も、髪を振り乱しながら(笑)必死で作りました!

私たちが作ってるあいだ中、興味津々で(?)コロは側を離れませんでした。

夢中で作りながら、ふと窓を振り返ると、あらまあ、あっという間に日の入りの時間に。全員で手を休めて、しばしうっとり。。。。贅沢な瞬間。

できましたー!!!全員の作品を並べて記念写真。
サリーさんのガッツ石松バッグのインパクト!
「持つのに勇気いるね」と私。「全然。普通に持っちゃう」とさらりと答えたサリーさん(笑)さすが!

私の作品だけを抜粋して撮影。オノ・ヨーコ展で昔もらったチラシで作ったバッグが自慢!



数日後の24日と28日、原宿のキッチンギャラリーで、二度にわたって、第2回目、第3回目の晶子さんのワークショップが行われました。
一回じゃ、まだカンペキに覚えたとは言えない私もちらりと参加しました。

キッチンギャラリー、オーナーの大村浩子さんも一生懸命作ってました。

四万十のかりんとうを入れてるのは、晶子さんの作品。

これも晶子さん作。スタイリストならではのファッションセンス大ありの作品。

今回、私は、伊勢丹の広告を使って作ってみました。
初回よりは少しは上達したかも。

新聞バッグに出会ってから、読み終わった新聞や、用のないフライヤーを見る目も変わってしまいました。
材料費タダ。ぶきっちょさんでもOK。センスとアイデア次第で、いくらでも可愛く作れる。新聞バッグ、楽しい!

★「四万十新聞バッグ」に関するサイト↓
http://shimanto-shinbun-bag.jp/index.html
http://ec-shop.shimanto-towa.jp/products/detail.php?product_id=59