横木安良夫写真展 『Glance of Lens レンズの一瞥』
横木安良夫さんは、長年のキャリアの中で、「私がもっとも多く、一緒に仕事をしてきたカメラマン」の一人として、名前を挙げたい写真家です。
化粧品のキャンペーンから、ファッション雑誌、タレントの写真集、そして、ヌードのグラビアに至るまで、いろんな分野のお仕事を、数え切れないくらいご一緒してきたと同時に、いろんな場所のロケにも行ったので、旅先でのエピソードや思い出もいっぱい。
9月29日、その横木さんの写真展のオープニングパーティに行って来ました。場所は、品川のキャノンギャラリーS
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ロケに行っても、移動のロケバスの中でも、食事の席でも、カメラを片時も離さない横木さん。仕事の合間にもシャッターを押し続けている横木さんは、いくつになっても「カメラ小僧」。カメラは、横木さんの身体の一部です(笑)ほら、この時も。
後に写真家となった安珠、十代の時。写真家としての安珠ともいっぱいお仕事してきたけれど、モデルとしての安珠とも仕事してきた私にとっては、なつかしく、ジーンとくる1枚。
風景、女、花、街でのスナップ、何を撮っても、やっぱり横木さん独特の視点で切り取った横木さんならではの世界。きれい、カッコイイ、可愛い、だけで終わらない、心にひたひたと押し寄せてくる情景の数々。
ある時期、ベトナムにはまって、通い続けていた横木さんが、たまたま切り取った1枚は、その後、航空会社のポスターとなって、B倍の大きさで、駅に貼られたりもしていました。何度観ても、ため息のでる1枚。ファッションフォトとしても素晴らしい。
展示は、とてもお金がかかっていて、大がかりで、キャノンさんが、いかに横木さんを信頼し、その作品をリスペクトしているかが伝わってくるものでした。
展示会場から、場を移してのパーティには、横木さんと横木さんの作品を愛する人達が大勢集まってて、嬉しい乾杯を。久しぶりの人、なつかしい顔にもたくさん出会えました。
横木さんがカメラを回し、撮っている『世界の街道をゆく』のディレクター、狩野喜彦さん。いつもオシャレです。
私の隣にいるヘアーメイクの矢野トシコさんは、横木さんが、篠山紀信さんのところから独立したばかりの頃からの、横木さんの戦友(?)
横木さん、いつまでも、やんっちゃなカメラ小僧でいてね!
9月30日〜11月8日まで。詳細はこちら↓
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/yokogi-glance/index.html