2012年 迎春
あけましておめでとうございます
今年のお節はできるだけ簡素に、と思っていましたが、
母、私、娘、それぞれが数品ずつ、女三代の手料理に、
シドニーに住む妹から毎年送られてくるロブスターが今年も加わって、
それなりの食卓になりました。
お重やお皿は、母の母、つまり私の祖母から受け継いだ昭和初期の物です。
母、双子の息子たち、娘、妹夫婦、そして私、大人7人で囲むお節は、とにかく見栄えよりも量で勝負。お重一段に一品という感じです。
母が元気でいること、子どもたちが無事成長してくれたこと、
妹夫婦があたりまえのように訪ねてきてくれること、
遠く海外にいる妹が忘れずにいてくれること、
平凡な幸せに、今年ほど感謝したい気持ちになる年はありませんでした。
20年以上、使い続けてきた友人、薙野たかひろさんのカレンダー。
私の部屋に1部。双子の長男の事務所に1部。次男の独り暮らしの部屋に1部。
中村家に合計3部。
息子達にとっては子どもの頃から慣れ親しんできたデザインです。
2011年、3月を機に、変わってしまった日本の風景。
変わらずにあるものを、ひとしお愛おしく感じる新年です。
毎年大賑わいの明治神宮も、早朝は人が少なくしんとしていました。
家族にとって、日本にとって、世界にとって、より多くの平和を感じることのできる一年でありますように。。。。