わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

祝!08 sircus ウィメンズ スタート!

2007年からパリコレにも進出している人気デザイナー、モリシタキミノリさん率いるメンズブランド、08 sircusが、
2012-13秋冬から、ウィメンズのラインをスタートさせました。
http://changefashion.net/fashionshow/2012/03/09000814.html

昨日、23日は、そのお披露目の展示会の最終日。夕方、ぎりぎりに駆けつけました。
プレスルームに入った途端、ワクワク!
スタイリストの直感は、一点、一点をつぶさに観なくても、服の集合から、そこに込められたデザイナーの「気」を、一瞬にして受け取るように鍛えられてきています。
そういう意味で、内側からこみあげてきたワクワクはハンパない!

アシスタントデザイナーだった時代からよく知ってるモリシタさんの、服への情熱、そして独自のクリエーションにかける変わらぬ一環した姿勢を、よく理解しているつもりです。
そんな私は、モリシタさんが作るメンズの服を
デカダンな貴族的な服」と、勝手に理解してきていますが、
ウィメンズの服には、モリシタさんらしい上質感&ワイルドな雰囲気に、
キュートさとハッピーさ、そして、やさしさが盛り込まれていました。
モリシタさんが、ウィメンズを手がけたこと自体、意外でしたが、
男臭さを追求するモリシタさんが、女性に求めるものを垣間見たような感じも。


展示会にお誘いした人気イラストレーターの松尾たいこさん、やっぱりツボだったようで、いろんな服を試着して、即、何着かご予約!
「早く、冬にならないかな〜」だって(笑)

モコモコの素材に、袖の折り返しの茶色がシック!

コート類は、バックスタイルがキュートで個性的なシルエットなのが魅力です。

迷彩柄のニット、羽織ってみたら、え?と思うほどの軽さ。素材がいい証拠です。ワイルドなイメージだけど、肌にやさしい感触。

肩が華奢すぎて、トレンチコートが苦手な私でも、このトレンチならOKよね。ガウンのような感覚で着たい。(ポーズ、着方、上手くキメられなくてゴメンナサイ(^^;))

松尾たいこさんから送られてきたモリシタさんとのツーショットを追加!
私の顔は変だけど、こっちのほうがコートのシルエットがきれいさを、わかっていただけると思います。

どれもこれも欲しい物だらけで、せめて、プレスルームで記念写真(^_^)v
スマートに見えるね、このコート。

アトリエにいつもいるムギは、この日もマイペース(笑)

そして、ムギを見るモリシタさんの目は、仕事をしてるときの真剣さとは、違う色になるのでした。