わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

デヴィッド・ボウイ×鋤田正義 3連発!!!

以前のブログに書いた、東京都写真美術館での写真展に続いて、ポール・スミスのギャラリーSPACE、そして、パルコミュージアムと、デヴィッド・ボウイをメインとした鋤田正義さんの写真展が、3箇所で同時開催されたとことは、異例の素晴らしいことでした。
その報告です。
前にもアップした写真だけど、写真美術館の「サウンド&ビジョン」の展示は圧巻でした!
8/11〜9/30まで開催。(詳しくは、8/13付のブログを見て下さい)


ポール・スミスで開催された「BOWIE×SUKITA Speed of Life」のフライヤー。ファッション的に、ポール・スミスらしいチョイスな感じがします。
8/25〜9/30まで開催。

こちらはレセプションパーティの招待状。ボール紙のような厚紙にプリントされたボウイ!
これはアルバム「ヒーローズ」のジャケットに使われた写真ですが(前にも書いたけど)、この撮影のとき、私はヤッコさんのアシスタントとしてスタジオに立ち会っていました。そういう意味でも、私にとってはただの招待状ではなく、一生の記念となる、貴重な作品をプレゼントされたような気分で、すぐに額に納めてしまいました。

レセプションパーティには、この時のボウイのメイクを担当された川邊サチコさんもいらっしゃいました。40年前の写真を前に、スタイリストを担当したヤッコさんと川邊さん、歴史的にも貴重なスナップを撮らせていただいけたことにも感激!タイプはまったく違うけど、それぞれに若々しく素敵な70代!

鋤田さんに高橋優さんを紹介するヤッコさん。大御所二人の前で緊張気味の若手ミュージシャン(笑)初々しくて素敵でした!

テラスも使ったパーティは、みんなの気持ちも和むオシャレなスタイルでした。

200枚限定で売られていたTシャツの柄は、「ヒーローズ」のジャケットを撮ったときのもの。この表情のひとつひとつをを生で見てたなんて、夢のよう。。。



こちらは、パルコミュージアムで開催された「きれい」のフライヤー。こちらも立派な印画紙製で、主催者が鋤田さんの写真をリスペクトしている気持ちが伝わってくる感じでした。3種類あるのも贅沢。真ん中はT,REX、右は1984年のデヴィッド・シルビアン。まさにきれいな3組!
8/25〜9/17まで開催。


私がとくに好きなボウイの表情。ポール・スミスのパーティで撮らせていただきました。


そして、もちろん、寛斎さんの衣装を着けたこの写真も!


8月末から始まったデヴィッド・ボウイ×鋤田さん月間は、私にとっても幸せな期間であったけど、なんといっても、40年間、ボウイを、そして数々のミュージシャン達を、魂を込めて撮り続けてきた鋤田さんにとって、どれほど幸せに満ちた時間だったことか。。。そのことを考えるだけでも、胸が熱くなります。
鋤田さん!これからもお元気で、ずっとずっと撮り続けてくださいね!!