わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

2013初の、とっても嬉しい写真展!

NYで活躍する写真家のマーク・ヒガシノは、高校時代からの男友達。
違う高校だったけど、ひょんなことから仲良くなって、音楽やファッションや将来の夢について語り合ってた10代の頃の私たち。
23歳でNYに移住したマークが活躍している様子はたまに風の噂で入ってきましたが、連絡を取り合うことはない私たちでした。
再会したのは震災直後。私が仲間たちと自主上映した『アレクセイと泉』の上映会の会場に現れたマーク。なんと約35年振りだったけど、いきなり心が繋がった感じで、そこからまた仲良しがスタートしました。
そんなマークの写真展『I.D/PRIVATE VIEW マーク・ヒガシノ写真展』が、原宿のトーキョーカルチャートbyビームスで開催されることになり、1月11日の昨日は、そのオープニングレセプションでした。

フライヤーや写真集のカバーにもなったツィギーの写真。

CG一切なしの不思議な構図のポートレートに、写真家、写真愛好家たちは「これ、どうやって撮ったんだろう?」「ライティングは?」と、興味津々にマークに質問したりしていました。

さすがビームス!グッズコーナーは、販売している人も含めて、とってもオシャレ!同じデザインで、コットン地のとリネン地のと2種類のTシャツを作ってるあたりも、さすがビームス

写真集もTシャツも、売れまくっていました!写真集にサインしてもらおうと並んでいる人たちもたくさんいました。もちろん、私もサインしてもらいました!

中村達也さんとマーク。達也さんは後ろの写真のイギー・ポップと似てますね!

昨年、デヴィッド・ボウイの写真展を大々的にやられた鋤田正義さんは、ミュージシャンをメインに撮るカメラマンとして、マークの大先輩であり、親友なのです。
そして、広川泰士さんは、私にとっても何十年来の友達。巨匠お二人の笑顔から、末っ子マークを可愛がってきた(?)様子が伝わってくるいい写真が撮れました!

マークを応援してきたヤッコさんは、大好きな中村達也さんも一緒ということで、とても嬉しそうな笑顔。

会場を出ようとしたら、ミチアキがやってきました。音楽業界でアレンジャーとして活躍しているミチアキと私は、中学高校通して同級生だったのです。
マークとミチアキも私と同じく、違う高校だったけど「音楽」「バンド活動」の趣味を通して高校時代に仲良くしてた関係。
40年振り?に出会った途端、男同士でハグし合った二人に、感動をもらったところで、再会の記念写真!
マークもミチアキも、10代の頃に大好きだったことを仕事に繋げて、そして今、ここにいるんだね。ロック好きの少年少女だった私たち、大人になりました!ていうか、しっかり年取りました!の図(笑)

昨年の私の誕生日(1月14日)に一緒にランチしたマーク。
そのとき、iphoneに入ってるマークの作品を観て、ミュージシャンや、NYのセレブとのエピソードを聴きながら、日本での写真展、写真集の出版を勧めてた私、そして、夢を語ってたマーク。
それが一年後に、このような形になったことが、嬉しいの何のって!
2013年初に行った写真展は、いろんな意味で、本当にハッピーな写真展でした!


『I.D/PRIVATE VIEW マーク・ヒガシノ写真展』1月11日〜30日まで。
http://www.beams.co.jp/news/detail/1128

マークのサイト
http://www.markhigashino.com/