わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

ぐるぐるぐるぐる。。。。どこまでも続く偶然は必然。

どこから書いたらいいのやら…うまく書けるか…だけど、交錯しまくりの必然の繋がり同士の、昨夜の「ことこと」での集まりに関してメモしておきます。



古くに遡れば、私とさちさんとようこさんともりみさんは、20年くらい前に「俳句の会」と称して、食べたり飲んだり喋ったりの集まりで定期的にさちさんちに集まってた仲間でした。

今年の4月に、シドニーの妹の友人であるミヤトビッチ・享子さんから「日本に行くのでお会いしたい」と連絡をいただき、アースデーの日、享子さんと代々木公園で行われたデニス・バンクスさんのイベントで待ち合わせしました。
ステージに向かって最前列にいたら、このとき、隣にようこさんが立っていたので、享子さんとようこさんをご紹介しました。

同日の夕方は真知子さんのお店、マチコ・ジント・ロンドンのパーティだったので、ここにも享子さんをお誘いしたら「親友も誘っていいですか?」ということで、現れたのが訓子さんでした。
訓子さんと話しているうちに、ようこさんの話にもなり、
実は、訓子さんがご主人の桐島ローランドさんと出会い、結婚されるまでの経緯に、ようこさんが重要な一役をかっていたことを知りました。

そして5月、元々親しい友人である晶子さんがミラノ旅行をfbに投稿してるのを見て、ふと思いついて、ミラノ在住のもりみさんをfbを通してご紹介したら、二人はすぐに会い、
晶子さんがステイしていたミラノのお友達ともりみさんの間に繋がりがあったとの報告をうけました。

5月の終わり頃、お仕事で日本に来られたもりみさんの食のイベントに参加して、もりみさんとの写真をfbに投稿したら、訓子さんから「のんさん、もりみさんとも繋がってたんですか!」とコメントが。
そこではじめて、もりみさんがローランドさんと昔から親しく、
中目黒の「ことこと」に最初に案内してくれたのも、ローランドさんだったということを知りました。

そして実はもう一人。
私が家族ぐるみで10年ほど前から親しくしてきている杉山大輔さんという30代の男性がいるのですが、
桐島家は杉山家とご近所で、子どもたちも小学校が同じで、数ヶ月前のフィリピンの台風のときの支援活動を、大輔君とローランドさんは一緒に現地に行って行っていたのでした。
そしてまた、ようこさんが、大輔君の会社に、コピーライターとして関わっていることも判明したのでした。

一昨日、6月2日は、その大輔君の著書初出版のパーティで、私と訓子さん、ようこさんはそれぞれ別の立場から参加していたのでした。

また、昨日ことことに集まったメンバーの中で、さちさんと訓子さんは初対面かと思いきや、さちさんはローランドさんと昔からの友達なので、お子さんが生まれたばかりの頃、訓子さんともお会いしていたことがわかったのでした。

ブルース・オズボーンさんと親しい晶子さんが、昨日観てきたばかりのブルースさんの映画「OYAKO」の話になったことからも、「親子の繋がり」「人と人の繋がり」についての話題に盛りあがりました。

「出会うタイミングはそれぞれだけど、出会うべき人達のグループは、最初からまぁるく作られてるんだと思うよ」とさちさん。

if… 20年以上前、ようこさんが俳句の会を企画してくれなかったら、
オーストラリアから来た享子さんが、私に会いたいと連絡をくれなかったら、
私がもりみさんと晶子さんをご紹介しなかったら、
もりみさんが帰国して食のイベントをやられなかったら…
この集合はありえなかった、ともいえますが、いや、きっと、これらのことがなかったとしても、きっと、どこかで出会うことになってた同士なんだろうな、とも思ったのでした。

そして、昨日集まった「ことこと」、そしてオーナーのひろみちゃんも、全員にとって縁の深いお店であり、人だったのでした。

濃く長く繋がり、さらに広がってゆくご縁の集まりだったと確信しています。

みんな、社交辞令が苦手で、正直でハートのあったかい素敵な人たちばかり!
人生の恵みに乾杯!思いっきりそんな気持ちになれた昨夜でした。