山口はるみさん個展「HARUMI GALS」

11月に開催した私のイベント『70’s 原風景 原宿』のトークにも出演してくださったイラストレーターの山口はるみさんの個展が２月２８日（土）から始まりました！

２８日の夜のオープニングパーティに参加しました。

とても寒い日だったけど、地下のギャラリーに入ったら、いきなり春の雰囲気でウキウキしました！

ピンクとブルーと白の壁をバックに、新鮮に映える女たち。

70年代後半、私が桑沢デザイン研究所のグラフィック科の学生だった頃、NHKの前にある学校への通学路は渋谷パルコのある公園通りでした。
まさにパルコ文化が花開き、パルコの広告が広告業界に新しい風を吹かせていた時代、はるみさんが描くパルコのポスターの女たちが変わるたびに、公園通り一帯に新しい季節がきたような感じになったと言っても過言ではありませんでした。

時は、キャリアウーマンという言葉が流行語になった頃。
はるみさんが描く、美しく、楽しく、可愛く、艶めかしい女たちは、どの絵を見ても伸び伸びと人生を謳歌してる感じで、才能を生かして社会で羽ばたきたいと夢見る私たちデザイン学校生は、無意識のうちに毎日刺激をもらっていたものでした。

そんな思いもあって、はるみさんには、どうしてもトークに出演していただきたかったのです。
当時、パルコ出版から出ていた「ビックリハウス」の初代編集長だった萩原朔美さんとのトークショーの一場面です。（2014年11月22日）

これは、イベントのときに参考資料として貸してくださった若き日のはるみさんのお写真。若い頃の私は、作品だけでなく、はるみさんの魅力的なルックスにも憧れたものでした。

ご自身が、ポーズのモデルになられたその絵も、今回展示されています。

それにしても、美しい女性を描く女性イラストレーター（または画家）は他にもいるけど、描く女性に負けないくらい外見が魅力的な女性絵師、という点では、はるみさんはダントツだと思います。

このポシェットは、はるみさんがプレゼントしてくださったお気に入り。

インパクトあるこの絵も、展示されていて感激でした。

４月までやっているので、またゆっくり素敵な女性たちに会いに行きたいと思っています。

2月28日〜４月４日まで。ギャラリー「NANZUKA」
渋谷区渋谷2-17-3　渋谷アイビスビルB1F
www.NUG.jp