わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

ヴェネツィア的ディナーにほっこり、うっとり。。。

12月18日
マダム(?)5人、角井家のディナーにお呼ばれしました。
ベネツィア的生活」の著者でもある奥様のてんこさんのお料理は、ブログやフェイスブックで、前々から見ていて興味津々でした。
定刻の6時に集まったマダム達、角井家に足を踏み入れた途端、いきなり女学生のようになって、カワイイ〜!カワイイ〜!キャ!ここも素敵!あら、ここも!へええ〜へええ〜と、カメラを取り出し、大騒ぎ。

まずはお部屋の唯一の暖房器具であるストーブに目がいった私。

素敵なレース編みは、てんこさんのお姉さまのお手製なんですって。


これも素敵ね〜!と言ったら、なんと、ご主人の功さんが作られた物とか。

キッチンのキャビネットも、ダイニングテーブルも、テレビ台も、各種様々のまな板も、みーんな功さんの趣味の手作りなんだそう。

トイレとバスルームも覗かせていただいちゃった!気持ちのいいデザイン!

ひとしきりインテリアを堪能したあと、アペルティーボ(食前酒)を。
白ワインをベースにして、カンパリにするか、アペロールにするか、チノールにするか、このお酒の飲み方もベネツィア式なのだそう。

おつまみはプロシュットのクロスティーニとオリーブ。

カウンターの前には本日のメニューが。ご自宅なのに、まるでトラットリア。

それぞれの席にもメニューが置かれていて、すごーい!って言ったら「だって、デザイナーだもん。こんなの作るのは簡単よ」と。そりゃ、そうなんでしょうけど。。。


ベネツィアの郷土料理の代表、サオール。日本でいえば、いわしの甘酢漬けといった感じ。

小エビのニンニク風味。

牛すじのマリネ

シャンピニオン(マッシュルーム)とパルミジャーノ

牛の赤身のカルパッチョ

次々でてくるお料理、どれも美味しい〜〜〜♪

そして、噂に聴いて興味津々だったポレンタ!

トウモロコシの粉を溶いて作る、イタリアの昔ながらの家庭料理だそうです。

他にも帆立のタルタルとサラダ、焼き野菜、キノコのトリフォラートとお料理が続きましたが、載せきれません。

そしてデザートはティラミスと、イチゴのベネツィア風、そしてエスプレッソ。

心のこもったお料理は、心を込めて手作りされた、あたたかい雰囲気のキッチンから生まれたもの。


後片付けのお手伝いをしようと思ったら、中目黒の人気レストラン「ことこと」のオーナー、佐藤ひろみさんが既にキッチンの中に。さすが、カトラリーひとつ拭くにもプロの動き。

残りのマダム4人、出番じゃないわね、とひたすらお喋りに興じることに(笑)

いろいろあった2011。たいへんだった一年の終わりに、心に沁みる素敵なお料理を振る舞ってくださった角井功さん、てんこさんご夫婦に心から感謝を!
ベネツィア的ディナーのハート、しっかり受け取りました!

てんこさんの著書。

ヴェネツィア的生活

ヴェネツィア的生活

サオールのレシピは、てんこさんのブログをご覧下さい。他のお料理のレシピも掲載されています。
http://www.cafeblo.com/venexiana/archive-20110917.html