わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

食べに行くならこんな店!

ある時期から、人と食べに行くお店の基準が自然とできています。

「その店の味」を作っている人の顔が見える店。(となると、自然と、ファミリーレストランやチェーン化された店には行かなくなります)
「メインで調理する人」と、その店の「オーナー」が、できれば同じ店。(となると、雇われシェフではない店、ということにもなってゆきます)
私にとって、味はもちろん重要だけど、お店の雰囲気も同じくらい大事です。
食器や家具、そこに置かれている小物や花や照明。一人の人のこだわりが、全体に反映されてるお店が好きです。
雰囲気が好みなら、味も好み。味が好みなら、その創り手の人柄も好きなはず。私が好きなお店に集まってくるお客さんとなら、きっと初対面でも気が合うはず。
きっとそういうものだ、って信じてるところがあります。
味、雰囲気、オーナー、集まってくる人たち、すべてが好みなら、居心地が最高なのは当然です。
要するに、居心地がいい、そこをとっても大事にしたいと思っています。
そういうわけで最近行ったばかりの「居心地のいいお店」を二軒。

昨日、サンデーランチしたお店。代々木上原のカーサ・ヴェッキア
http://www.casa-vecchia.jp/

ランチコースで食べたのはこれ!



プラス、コーヒーとデザートがついて2800円!ボリュームにも愛情を感じました。

入ったとたん「いらっしゃいませ」ではなく「お帰りなさい」と言ってくれてるようなインテリアが好みです。ここはまさにその感じ。


ずっとここで本を読んでいたいくらい(笑)好みのトイレ。

オーナーシェフの見崎英法さんは、清志郎さんの大ファンだそう。こういう部分で、シェフの趣味を感じるのも好き!一度もお店に来てもらえなかったことを、残念がいっていました。

見崎さ〜ん、ご馳走さまでした!



話は前後しますが、その3日前にランチしたのは、青山、骨董通りのパンケーキのお店APOC。http://www.sasser.ac/apoc/index.html
震災後、傷ついた気持ちを抱えながら、私が最初に行った外食のお店はここでした。
このお店もやっぱり「お帰りなさい」と言ってくれてる感じのインテリア。



昨年から一年間LA在住だった雪竹さんに頼まれて買っといたケイタ・マルヤマのストール、やっと渡せました。

雪竹さんは、息子の小・中の同級生。そして、LAに行く前は、私の友人、真理さんからアクセサリー作りを習っていました。お久しぶり!

気が合う三人だけど、オーダーしたメニューは三人三様。


オーナーの大川雅子さんは、うちの娘の「お菓子作りの神様」。大川さんのレシピ本は、雪乃にとってバイブルなのです。その大川さんと。

APOCでは、知り合いとよく会います。
この日は、画家の真鍋太郎さんとバッタリ会って、ジーンズメーカーをやられているお友達を紹介していただきました。
名刺交換して「今度、展示会に行きますね〜」と挨拶して、APOCで、また知り合いが一人、増えちゃいました!