わたしと明日のおしゃれなカンケイ

スタイリスト&エッセイストの中村のんの日々、印象に残った出来事。

ティム・バートン監督と会えた素敵な日!

12月5日、ティム・バートン監督の新作であるディズニー映画『フランケンウィニー』の公開記念のファッションショーが、東京モード学園で開催されました。
ショーのタイトルは『キッズとワンコのファッション・コンテスト』。
監督も来場したその模様は、TVやスポーツ新聞、ネットはもとより、海外のメディアでも取り上げられました。↓
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2243490/Children-Tokyo-Mode-Gakuen-Fashion-School-Japan-pay-homage-Tim-Burtons-Frankenweenie.html?fb_action_ids=447292732003597&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582


11月半ばに、学校側から依頼を受け、スタイリスト学科の学生たちによる衣装制作を指導することになった私。
シザーハンズ』よりも前の、『ピーウィーの大冒険』の頃から、ティム・バートン独特の世界に心酔し、ジョニー・デップの大ファンであることもあって、ティム・バートン映画にどっぷりハマッてきた立場として、光栄であると同時に、緊張感もいっぱいの任務!

学生たちよ、想像力を思いっきり羽ばたかせて、ティム監督を驚かせて、喜ばせようぜ!
そんな思いいっぱいで、デザイン画をチェックしたり、一緒に考えたり、はたまた大声で叱咤することもあったり、なんて感じで四回の授業を行いました。



ドキドキハラハラでしたが、6グループとも、それぞれ個性的な作品を作り上げ、無事当日を迎えることができました。スタイリスト学科だけど、ヘアーメイクも自分たちで行いました。


映画はモノクロのアニメなので、作品の条件がモノトーンであると同時に、当日の学生たちのドレスコードもモノトーンでした。
映画公開前なのに、ディズニーショップで、フランケンウィニーのキャラクターグッズを購入して、服に付けてきた子。その心意気、偉い!

ショーの前日にユニクロで発売された、ティム・バートンスケッチの柄のアイテムを早速着用!楽しんでるね!

※このシリーズの商品に関するユニクロの情報です。↓
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2012/09/091913_ut.html

みんなちゃんと足元まで配慮してます。さすがスタイリスト学科!

裏で指導する立場でも、私も一応、モノクロで。

ワンコ、衣装を着けて待機中。

キッズモデル、ワンコとウォーキングを練習中。

いざ、ステージへ!

撮影でも、子供と動物の扱いが一番大変ですが、今回はライブで、その両方がいるんだもん。
リハではワンコの予測不可能な行動に、みんな大わらわ。本番、大丈夫かな〜

キッズモデルは、勘のいい子ばかりで安心。

そして、本番。
モード学園のホールの客席にティム・バートンが。って、夢みたいな光景。
そしてお隣には、この映画のインスパイアソングを歌っている木村カエラちゃんの姿も。

ティム監督は、楽屋通路ですれ違うときにもニコニコとフレンドリーで、体は大きいけど、緊張感よりも、リラックス感を与えてくれる雰囲気の方だったのが、とても印象的でした。


ビッグなヘアーのマントの作品が、木村カエラ賞を受賞しました。

そして、Fグループ、大賞受賞、おめでとう!

残念ながら、賞は取れなかったけど、どれも頑張った面白い作品でした。
子供たちも滅多にできないファッションを大いに楽しんでくれたようです。

受賞したグループのリーダーが受け取った賞品。フランケンウィニーのメイキング本、しかも、ティム・バートン監督のサイン入り。すごい!

本の中身。想像力はどこまでも大きく、でも実際の作業は細部にこだわって、
そんな様子が伝わってくる一瞬です。

そして私がいただいたキーホルダー。ティム監督直筆の、油性マジックで書いたサイン入りです!夢みたい!絶対サインが消えないようにして、一生大事にしたいです!

「フランケンウィニー」映画の公開は、12月15日〜
ティム・バートンの子供時代の実体験を元にした物語。
白黒3Dのワンダーランド、すっごく楽しくて、そして、ジーンとする作品です!
http://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/